アーユルヴェーダの3つのドーシャとは? 〜自分の体質を知って、心地よい毎日へ〜

こんにちは、アーユルヴェーダセラピストのReiです。
アーユルヴェーダの基本、「ドーシャ」についてご紹介します。

アーユルヴェーダは、インド発祥の伝統医学。
心とからだのバランスを大切にし、「自然と調和した暮らし」を大切にしています。
その中でも中心になるのが「ドーシャ」と呼ばれる体質の考え方です。

人のからだや心は、「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」という3つのエネルギー=ドーシャで成り立っていると言われています。
私たちはこの3つをすべて持っていますが、人によって強く表れるドーシャが違います。
(生まれもった性質として、あるドーシャが全くないという場合もあるようです)

それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。

目次

1. ヴァータ(風と空のエネルギー)

ヴァータは「風」のように軽く、動きのあるエネルギーです。

性格:アイデア豊富で創造的。好奇心旺盛で行動力がありますが、気分が変わりやすく不安定になりやすい面も。

体の特徴:体型は細めで、冷えやすく、乾燥しやすい傾向。便秘や不眠になりやすいことも。

バランスをとるには:温かく落ち着いた環境、規則正しい生活、あたたかい食事が大切です。

2. ピッタ(火と水のエネルギー)

ピッタは「火」のエネルギーで、消化や情熱、知性などをつかさどります。

性格:情熱的でリーダー気質。はっきりした物言いができ、集中力や判断力も高め。でも、怒りっぽくなったり、完璧主義になりすぎることも。

体の特徴:中肉中背で、肌は赤みがかりやすく汗っかき。胃腸が強い反面、胃もたれや肌荒れが出やすいです。

バランスをとるには:冷たい飲み物や食べ物、自然の中でのんびりする時間がおすすめです。

3. カパ(水と地のエネルギー)

カパは「安定」「保湿」「やさしさ」を象徴するエネルギーです。

性格:落ち着きがあり、忍耐強く穏やか。信頼されやすいですが、変化を嫌ったり、怠け癖が出やすい一面も。

体の特徴:骨格がしっかりしていて、肌や髪に潤いがあります。代謝がゆっくりで太りやすい傾向も。

バランスをとるには:軽めの運動や刺激のある食事、新しいことにチャレンジするのが効果的です。

自分のドーシャを知ると暮らしが整う

このように、ドーシャにはそれぞれ個性があります。
日々の食事や睡眠、ストレスの状態でドーシャのバランスは崩れやすく、その乱れが不調につながることも。

まずは「自分にどのドーシャが強いのかな?」と考えてみることから始めてみてください。
インドの知恵を、私たちの暮らしにやさしく取り入れるヒントになりますよ。
(インドなんて全然関係ない、と思われたそこのあなた。実はアーユルヴェーダは現代の医学の大元とも言われているのです!何せ5000年も前から存在しているのですから)

からだと心、暮らしが整い、あなたらしい人生へと導く。
それがアーユルヴェーダという生命の知恵なのです。

アーユルヴェーダヒーリングセレニテへのご来店をお待ちしております。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次