【夏のアーユルヴェーダケア】ドーシャ別・快適に過ごすヒント

こんにちは、アーユルヴェーダセラピストのReiです。

暑さが本格的になってくると、体も心もバランスを崩しやすくなります。
アーユルヴェーダ【生命の知恵】では、夏は「ピッタ(火のエネルギー)」が増えやすい季節とされています。

ヴァータ・ピッタ・カパそれぞれの体質の人が、夏を健やかに過ごすためのポイントをご紹介します。

目次

ヴァータ体質の人の夏の過ごし方

ヴァータタイプの人は、冷えや乾燥に弱く、エネルギーが不安定になりがち
夏の暑さで体がだるくなったり、寝苦しさで睡眠不足になったりしやすい傾向があります。

食べ物のポイント

 あたたかい食事を基本に、少し冷たいものを取り入れるのはOK。
水分補給はこまめに、冷たすぎないハーブティー(カモミールやフェンネルなど)がおすすめ。

 甘味・酸味・塩味をバランスよく。

おすすめの過ごし方

 エアコンの冷風で体を冷やしすぎないように注意。
夕方〜夜の深呼吸やストレッチで、神経を落ち着けましょう。昼寝は避けて、夜にしっかり休むこと。

避けたいこと

 冷房での冷えすぎ、生野菜や冷たいもののとりすぎ、移動やスケジュールの詰めすぎ

ピッタ体質の人の夏の過ごし方

ピッタ体質の人は、もともと「火のエネルギー」が強いため、夏の暑さでイライラしやすくなったり、肌トラブルや消化器の不調が出やすくなります

食べ物のポイント

 体を冷やす食べ物を積極的に。きゅうり、スイカ、ミントティーなどが◎。

 辛い・油っこい・酸味の強すぎるものは控えめに。

おすすめの過ごし方

 早朝や夕方の涼しい時間に軽く体を動かす。自然の中でリラックスする時間を大切に。頭を冷やすオイル(ココナッツオイルなど)でのセルフマッサージもおすすめ。

避けたいこと

 直射日光の中での長時間の外出、激しい運動、競争的な活動、辛い物・アルコールのとりすぎ

カパ体質の人の夏の過ごし方

カパタイプの人は、体内に水分や冷たさを溜め込みやすく、夏でもだるさや重さを感じやすい傾向があります。運動不足や食べすぎにも要注意の季節です。

食べ物のポイント

 辛味・苦味・渋味のある食材で代謝をアップ。しょうが、ターメリック、緑茶、スパイス入りの軽い料理がおすすめ。冷たい飲み物は控えめに。

おすすめの過ごし方

 朝のウォーキングや軽い運動で汗をかくこと。日中に眠くなっても昼寝は避け、活動的に過ごすのがポイント。

避けたいこと

 だらだらと過ごすこと、冷たい・甘いもののとりすぎ、同じ姿勢で長時間過ごすこと

まとめ:夏のキーワードは「冷やしすぎず、熱を逃がす」

夏は誰にとっても「火(ピッタ)」が高まりやすい時期ですが、ドーシャ体質によって影響の出方が違います。

• ヴァータの人は 冷えと疲れ に注意

• ピッタの人は 熱と怒り・肌荒れ に注意

• カパの人は 重だるさとやる気低下 に注意

無理に全部を変える必要はありません。
そこで完璧主義のピッタの方はストレスのなってしまいますから(ー ー;)

まずは食べ物や日々の過ごし方を1つだけ意識するところから始めてみてくださいね。

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